IE9ピン留め

小椋佳 ~ テオリア('94)

週末、今年65歳になった小椋佳のコンサートへ。

「歌談の会」と銘打ったそれは、彼のヒットパレードというものではなく、
軽妙な(そして多分に自虐的な)会話を挿みながら、
小編成のバックを従えて、自身が歌いたい歌を、歌い綴るというもの。

著作権協会に2000曲以上登録してあるという彼の楽曲の中から、
自身が作詞か作曲の片方を担った、どちらかというとマイナーなものを中心に2時間。

ほとんどの観客は「シクラメンのかほり」か「いとしき日々」以外、知らないのでは、
というほど。

そんな中で、彼がコンサートの最後に選んだ曲は、
94年のこのCDから、「流されはしなかった」



現みずほ銀行、旧第一勧銀を25年勤め上げた彼が、
サラリーマンとシンガーソングライターの2足のワラジを脱ぐときに
その25年を振り返りつつ、残りの人生を見つめなおした曲が並ぶ1枚。

宮仕えを生業にしながら、宮仕えになりきりたくない、
そんなサラリーマン(特に文系の)であれば、強く共感する1枚。

94年の発売からずっと自分自身の座右のCDだったりする。

「流されはしなかった」
を聴きながら、うっすらと滲む涙。

長いものに理由なく巻かれず、声の大きい人に盲目的に従わず、
大きな流れに逆らい、敢えて自身の信念に従って汗を流す。

自分も宮仕えを終えたとき、清々しい気持ちでこの曲を歌えるのかな、
と想像したりする。




               *       *      *


さて、村上春樹の「1Q84」。
いよいよ3日後の発売。

何の情報も公開されていない今回、
そのストーリーについて、さまざまな憶測が飛び交っているけど、
一番気になっているのは、本作はどんな歌曲が練りこまれているのかということ。

ちなみに前作はベートーベンのピアノトリオ「大公」。

1Q84はおそらく1984年のことだから、
その年のヒット曲が練りこまれてるとすると、可能性があるのは

◎ブルーススプリングスティーン BORN IN THE U.S.A.
○ケニーロギンズ フットルース
▲レイパーカーJr ゴーストバスターズ
△テレサテン つぐない
×シブがき隊 サムライニッポン 
×石川優子&チャゲ ふたりの愛ランド

う~ん。
どれもいまひとつピンとこないけど、
答えはいずれにしろ、3日後。

by allsummerlong | 2009-05-26 22:09 | その他 | Trackback | Comments(0)

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