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カテゴリ:その他

  • 家元
    [ 2011-11-25 01:15 ]
  • サカナクション ~ 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』('11)
    [ 2011-09-04 23:27 ]
  • andymori ~ 革命('11)
    [ 2011-08-17 21:57 ]
  • ザ・50回転ズ ~ ロックンロール世界旅行('11)
    [ 2011-08-13 23:42 ]
  • タニザワトモフミ ~ 日本に落ちてきた男('11)
    [ 2011-06-14 20:57 ]
  • Timers ~ Timers('89)
    [ 2011-04-01 00:43 ]
  • マイナスターズ ~ ネガティブハート('05)
    [ 2011-01-08 14:03 ]
  • Fated Lyeno ~ get over trials('10)
    [ 2010-08-02 23:51 ]
  • つぼイいノリオ ~ ジョーズ ヘタ('76)
    [ 2010-05-16 02:53 ]
  • 小椋佳 ~ テオリア('94)
    [ 2009-05-26 22:09 ]

家元

浅草演芸ホールの天井に向かって、
「家元~」
と、満員の観客が叫ぶ。
壇上には、小朝と三平の元義理の兄弟。

   *  *  *

談志の訃報が流れたのは前日。
立川流はもちろん、演芸場には出ないことは分かっているのだけれど、
なんだか居てもたってもいられない、という雰囲気の観客で、
浅草演芸ホールは立ち見の出る満員。

小朝が一夜明けてどんなコメントをするかをみんな固唾を飲んで待つ。

「先代の三平がなくなったとき、ちょうどこの浅草演芸ホールで
談志の掛け声で、観客全員で天井に向かって「三平~」と呼びかけて、みんなで見送った」

というエピソードを披露し、ちょうど三平が出演しているのも、
何かの縁なので、二代目三平の掛け声で今度は談志を送りましょう、となり、
冒頭の掛け声をかけることになった。

そのあと、談志を偲んで、「らくだ」あたりやってくれないかな、と思っていたけど
浅草演芸ホールだし、トリでもないし、軽目の「紀州」。

   *  *  *

浅草からの遠い帰り道。
ひとりipodで談志のその「らくだ」を聴く。

最後に「らくだ、好きな落語です」としみじみ語る談志。

目頭が熱い。

by allsummerlong | 2011-11-25 01:15 | その他 | Trackback | Comments(0)

サカナクション ~ 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』('11)

岩手県遠野市、道の駅風の丘。

文字通りの丘を渡る風に吹かれながら、地元産の野菜や山野草の苗を目的もなしに見ていると、
割れ気味のスピーカーから、サカナクションのこの歌が流れてくる。




   *   *   *

1週間の夏休み。

前半は、震災後2回目の釜石市でボランティア。

1回目は7月下旬。
市街にはまだまだ壊れた家屋とガレキの山。
行き交う自衛隊のトラック。
街に立つと、津波が襲ってきた時の音が聞こえてくるような生々しさ。

2回目の今回。
街はだんだんと片付いてきている。
壊れた家屋は取り払われ、僅かに残った家々の土台を夏草が隠している。
空は一層高く、まるで遺跡か遺構の前に佇んでいるよう。

働きアリがせっせと巣穴を掘った土で蟻塚を築いていくように、
ガレキは少しずつ確実に、ガレキ置き場にうずたかく積まれていく。

自衛隊もすっかり撤退して、少しずつ以前の日常が。
市街のスーパーにも多くの人(スーパーを失った周辺の町からの買出しが多いとのこと)。
若者離れの街に、全国から来るボランティア達が若々しい声を響かせる。

ボランティアの仕事も、今回はガレキ掻きよりも仮設住宅の引越しの手伝い。
釜石市は仮設住宅が充足しているとのことで、
少しでも条件の良いところに移ることが多いとのこと。

家をすべて流された単身のお祖母さんの仮設から仮設への引越し、
と聞くと感覚的には楽勝、と思うのだけれど。
赤十字から支給された家電セット、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、炊飯器と電子レンジをはじめとして、衣類とか布団とかテーブルとかの大量の支援物資。
大人6~7人で、汗を大量にかいてクタクタになってなんとか運びきる。

前回も今回も意外だったのは、地元の人たちが自身の震災の体験を積極的に話してくれること。
あまり振り返りたくない、というより話すことで何かを確認しているようにも感じる。
ただ、ご高齢の方々については、わからない言葉が時々挟まるのが残念。


後半は、花巻の大沢温泉の自炊部に2泊。
有名な露天風呂には滞在中7~8回入ったけれど、いつも貸切状態。

6帖間に一人はいいとして、廊下との境目は鍵のかからないフスマのみ。
そこからはいろんなチャンネルのテレビの音やら話し声やら歩く音やらが漏れ聞こえてくる。

ポータブルDVDプレイヤーで、これまで見る時間がなくて溜まったDVDを見る。
見終わったら温泉にはいり、そしてまたDVD鑑賞という2日間。

夢のような2日間だったが、残念だったのは見たDVDがほぼ全てハズレだったこと。
笑うしかない。


   *   *   *

そういえば、釜石のボランティアで一緒だった、気のいい大阪から来たJR西の若い運転手の2人。
「紀勢線運転してる時に津波来たらどうしようかと考えちゃいます」
っていっていたけど、今回の台風でその紀勢線の橋が流されちゃった。

どうしてるかなぁ。

by allsummerlong | 2011-09-04 23:27 | その他 | Trackback | Comments(1)

andymori ~ 革命('11)

往々にして、血を流して革命に成功したとしても、その前後に革命的に差はない。

たとえば、エジプト。たとえば、タイランド。






「革命」というタイトルと付けたとすれば、その前後の差を痛感したいもの。
でも、残念ながらandymoriのこの「革命」ではそれを感じられなかった。

もちろん、佳曲もいくつかあるし、及第点を取れる内容だし、
前作からのわずかな変化も感じ取ることはできる。何よりandymoriらしい。
でも、そこに「革命的」な変化や内容は感じ取れない。

この事実は、数多ある凡庸なバンドであれば、大したことではない。

けれども、andymori。
君たちはそうではないはずだ。

君たちには、進化して、変化して、領域を広げて、
日本のポップ界に新しい地平を切り開いていく才能と責務を求めているのだよ。

才能あふれる選ばれたバンドとしての、重責を感じて欲しい。
上から目線で申し訳ないけど。
(あと、相対性理論とサカナクション)

「革命」と銘打つのなら、明確な革命後の世界を指し示して欲しかった。
意地悪な言い方をすれば、この革命の楽曲たちは
今までのアルバムにボーナストラックとして入っていても、違和感がないかな。

まさに「期待は失望の母である」状態。
この言葉を残した偉大なミュージシャンを目指せとまでは、言わないけれど。

by allsummerlong | 2011-08-17 21:57 | その他 | Trackback | Comments(0)

ザ・50回転ズ ~ ロックンロール世界旅行('11)

何度目かわからないけれど、ブログの更新さぼってしまった。
何度も繰り返す反省を今回も少しだけしておこう。


さて、ザ・50回転ズ。

「ビリビリ!!」とか「ビックリ!!」なんかを聴きながら、
常々、惜しいなぁ〜と思っていたのだけれど。

パンクバンドというのにも、ノベルティバンドというも、どちらからも同距離にあって、
どっちの魅力もあるといえば、いい言い方だけど、悪くいえば、どっちつかず。

どういうことかというと、例えば「日雇い節」ひとつにとってみても、
歌詞がステレオタイプで、実感と共感がしきれない。

ノベルティであればあるほど、ある程度の「実体感」がないと、
逆にただ騒いでいるだけの空々しさが浮かんでくる。

クレイジーキャッツとか、ドリフターズとかと比べるのは酷かと思っていた矢先。





これ、ひとつの回答。
21世紀に生きるノベルティバンドの知恵かもしれない。


どこで思いついたか、今更の「世界旅行」。
18世紀のジュール・ベルヌでもあるまいし。

いい感じな陳腐さ加減がバンドに強力な追い風を吹かす。

「首狩り族」におののき、「ハワイ」に憧れ、
ステレオタイプな「ロシア民謡風」「タンゴ風」に「カンフー風」が続いていく。

そもそも、今更世界旅行というコンセプトそのものに実体感がない。
実態感がないコンセプトだから、実態感のない歌詞で大丈夫。
云わば、チープでB級の「イッツアスモールワールド」。
「イッツアスモールワールド」にはそもそも実体なんかないのだ。

そして、何はともあれ、締めの2曲。

8.Trip! Trip!
9.船乗りたちのメロディ

なんともポップでご機嫌なチューン。

もしかしたらこのどちらかの曲ができたから
このアルバムのコンセプトを決めたのか、と思ったり。

こういう曲をもうちょっと世に出していけば、もうちょっとメジャーになるのでは?

何となく、バンドのメンバー、みんな人がよさそうだし。

by allsummerlong | 2011-08-13 23:42 | その他 | Trackback | Comments(0)

タニザワトモフミ ~ 日本に落ちてきた男('11)

ちょっと、いらっとした。
最近、犬の映画多過ぎ。



この春発売のこのアルバムの 「5 くたばれJ-POP」。
「くたばれ」とまで、思うかどうかは別として。

最近のJ-POPを揶揄したこの曲。
曰く、 「♪ 会いた過ぎ、着信待ち過ぎ、一人怖すぎ」
で、「♪ 桜舞いすぎ、 フューチャリングし過ぎ」


犬の映画が多いのと、桜散るJ-POPが多いのは、根源は一緒。

業界の方々には、それぞれそれなりの理由はあるのかと思われるのではあるけれど…

「♪ 掛け替えのない奇跡抱きしめ」ていただければ幸い。

by allsummerlong | 2011-06-14 20:57 | その他 | Trackback | Comments(0)

Timers ~ Timers('89)

Before 3.11 と After 3.11。
語りつくせない悲劇の総量。
見渡しきれない死者の総量。
そして取り戻せない夢の総量。


Before 3.11 と After 3.11。
それは、一対のようなものではない。
片方には明確にピリオドが打たれ、
片方は方向を定めないまま、現在進行形で進んでいる。


Before 3.11 と After 3.11。
その間の14時46分には、冷徹で確実な断層が横たわっている。





Before 3.11のサマータイムブルース。


それは、例えてみれば夢見がちな子どもが書いた他愛のない将来の夢。
確実な実現性や、緻密なロードマップはどこにもない。
無邪気に描かれた一足飛びの夢物語の、そのひとつ。


Before 3.11のサマータイムブルース。

発売の是非を巡って、レコード会社の親会社がSTOPをかけたことも、
覆面バンドで、という妥協案を大人の態度で飲み込んだことも、
そんなことに心をを動かしていたことも、今では牧歌的な物語のよう。


       *

After 3.11のサマータイムブルース。

それは一層、虚しく響く。
それを歌った人はもういない。



After 3.11のサマータイムブルース。

この歌は、おそらくもう誰も歌わない。
この歌を歌い継いでいくことは、おそらくもうない。
夢物語は、絵空事に代わってしまった。



After 3.11のサマータイムブルース。

今は、明確な出口は、見えない。
虚勢を張っても、義援金を積んでも。

今は、確実な明かりは、灯っていない。
リーダーを批判しても、世界中が強く祈っていても。


       *


Before 3.11 と After 3.11。


でも

きっといつか、After 3.11にグスコーブドリが出口を示す。

羊水に包まれたような、柔らかな出口を。

必ずいつか、After 3.11にグスコーブドリが明かりを灯す。

眩いばかりに充分な照度の明かりを。

by allsummerlong | 2011-04-01 00:43 | その他 | Trackback | Comments(0)

マイナスターズ ~ ネガティブハート('05)

15. 夜の夜霧

の歌詞そのまま。

♪骨を骨折したのさ、足の足首を~



ちょっと残念だった年末年始。

by allsummerlong | 2011-01-08 14:03 | その他 | Trackback | Comments(0)

Fated Lyeno ~ get over trials('10)

ぐるっと一周回って、J-pop

中学生や高校生ぐらいの男の子は、物心がつくと同時に洋楽にカブレだすもので、
自分自身の場合は、ジョン・レノンとのありがちな出会いが、国産の音楽(当時はJ-popなどという言葉はなく、いわゆる歌謡曲・ニューミュージックというあたり)との決別の瞬間だった。
その後、ブライアン・ウィルソンを経由して、
何故か、ミルト・ジャクソンを入り口に、深遠なるジャズの泥濘に潜り込んでしまった。
その後、箸休めのつもりのアーノンクールからクラシックにも足を入れてしまい、現在に至っている。

なぜだろうか、20世紀の後半は「チャート」というものにとても敏感で、
初登場オリコン何位とか、何週連続ベストテン入りとか、そんな価値観がひとつのスケールとなっていて、
違和感を感じていたことを覚えている。

それはさておき。

そんなこんなでご無沙汰していたそのJ-pop(噛み締めるとおかしな言葉だけど)に
このところ、20年もの歳月を超えて、再び接近中。

何が素晴らしいって、何しろ、近所のTSUTAYAで借りることができる。
あるいは、Book-offで購入することもできる。
少なくとも、遠くの中古CD屋に赴いたあげく手ぶらで虚しく帰ってくることはない。
(それもまたよしだけれど、それが続くとモチベーションが…)

     *   *   *

まず、今年メジャーデビューのFated Lyeno の get over trials



HMVのレビューは以下のとおり
「メロディックパンクの疾走感、JAZZを基盤とした16ビート感、そしてエモの激情を併せ持つ若干20歳の大型新人バンド、Fated Lyenoの1stミニアルバム、ついに登場!「偽りのない運命」という意味を持つバンド名の通り、正しく嘘偽りのない高い演奏技術と必殺の泣きのメロディでシーンを揺るがすことになるでしょう。」
「若干」の誤植はご愛嬌だけれど。

メロディックパンクという細かいカテゴライズがあることにもびっくりするのだけれど、
「高い演奏技術と必殺の泣きのメロディ」というのは、それなりにコピー通りで、
1曲目の前奏が始まると、高い演奏力でグイグイと押していく。

で、曲の出だしでびっくり。なんという英語の下手さ加減。
しばらくは、英語とも認識できないほど。
歌自体はそれほど下手でもないので、日本語の適当な歌詞で歌えばいいのに、
(若干、まとまりのないゴチャついたコンセプトの楽曲でありながら、)高い演奏力がまったくもったいない。

次のアルバムではプロデューサーでも代えて、押さえるところ押さえてもっとポップよりに仕上げれば、
もう少し売れて本当にシーンを揺るがすかもしれないけれど、今のままだと学生バンドの延長線上。
ただ、自分たちのやりたいようにやるという意気は好感が持てるので、
次のアルバムがどっちに転がるかとても期待。


      *   *   *

次はTHE MIGHTY MOGULS の DOIN’ THE WHOOP-DE-DOO WITH




シンプルでオールドファッションなロックンロールやR&B調の、
メロウとか泣きとかとから20億光年も離れて、明るくて能天気で難しいことは何もなし。
しゃがれてパワフルな女性ボーカルからはセクシャルな部分はまったくなし。

短め(逆にシンプルな曲はそんなに長く引っ張れないか)のアップテンポな曲がどんどん羅列されていく。
ドライブがてら1枚聴きとおすにはいいのだけれど、これが何枚も続くとどうかなぁ。
と自身の忍耐度を想像しながら、別のアルバムも聴いて見たいと思ったりする。

      *   *   *

で、真打はサカナクションのkikUUiki



とても偏差値の高い音楽。若く、青々しい。

先日、CSをザッピングしていたら、リーダーの山口君が
「僕たちは、インディーズでもアマチュアでもなく、メジャーでやっているので、
日本の音楽シーンにコミットしていかなくてはならない義務がある」
という旨の発言をしていて、ひっくり返るほど驚いた。

「その志や、良し」である。

日本の音楽シーンをサカナクションが引っ張っていくことがあっても、
おかしくない実力と将来性を彼らに感じたりする。


      *   *   *

しばらくはJ-popでホバリング。
現在進行形の音楽って、楽しい。

by allsummerlong | 2010-08-02 23:51 | その他 | Trackback | Comments(0)

つぼイいノリオ ~ ジョーズ ヘタ('76)

随分とブログの更新をサボってしまった。

特にすごく忙しいわけでもなく、
(逆に忙しいときほど意地で更新したりするのだけれど)
また、ブログにする出来事が枯渇している事もなく、
(例えば今週なんかは、いい歳してブドーカンの平井堅のKen's Barに行って
ひとしきりはしゃいだりしたのだけれど)、
なんだか全体的に生命力というのか、活力というのかが落ちてきたのかなぁ。

そんなことはともかく

目的もなくCD屋めぐりをしているときなどに、意外なディスクに出会うとついうっかり購入してしまう。

先日はビューティーこくぶのモノマネのシングルを衝動買いして、少し残念な思いをしたのだけれど、
この度はノベルティソングの元祖(?)に出会ってしまったので、つい購入してしまった。




とにもかくにもこのディスクの存在意義は

2 金太の大冒険

にのみあるといっても過言ではない。

昭和が永遠に続くとも思えたような牧歌的な昭和50年代の前半、
当時の僕は、深夜放送を眠さをこらえて聴き、
FMラジオのエアチェックを始め、お小遣いをためてLPレコードを買う、
などという少し色気づいてきた頃だった。

そんな背伸びを始めだした小学生の男の子が
初めてこの「金太の大冒険」を聞いたときの驚きの衝撃を想像してほしい。
記憶ではこの曲に前後して、吉幾三が「俺は田舎のプレスリー」を、
屋台のおっちゃんが「デンデラリュウ」を出していた。
(志村けんの「東村山音頭」もこのあたりかもしれない)
まさにコミックソング・ノベルティソングが、群雄割拠、百花騒乱、豪華絢爛、酒池肉林。

そのなかでも「金太」はその内容から放送禁止曲となり、
口承口伝に頼るしかないプレミア感もあって、世間ではもはや伝説化していた。

遠足のバスの中で男子たちが大声で歌うのを、物心つき始めた女子が顔をしかめて聴いている、
なんて、胸がきゅんとするような純朴で平和な時代でもあったわけで。

さて、今回、必要かどうかは別として、Hi - Quality CDとして再発されているこのCDを聞いてみると、
歌詞はほとんど覚えていたのだけれど(恐るべし三つ子の魂)、
アレンジやら曲のテンポやらに違和感を感じて、まったく初めて聞いたような印象を受けてしまった。

それもこれも、これまでこの曲を口承・口伝でしか聞いたことがなかったからで、
それがなんだか少し感慨深かったりして。

9 ワッパ人生

だけは、なんとなくリアルに覚えていて、当時この曲ぐらいしか彼の楽曲で
放送禁止になってないものはなかった、という記憶がうっすらある。

この後、彼は中京地方の期待を一身に背負って上京し、
プリンプリン物語の「ゼロゼロセブン変な気分」になったところまでは記憶にあるが、
その後の消息を、僕はあまり知らない。

by allsummerlong | 2010-05-16 02:53 | その他 | Trackback | Comments(0)

小椋佳 ~ テオリア('94)

週末、今年65歳になった小椋佳のコンサートへ。

「歌談の会」と銘打ったそれは、彼のヒットパレードというものではなく、
軽妙な(そして多分に自虐的な)会話を挿みながら、
小編成のバックを従えて、自身が歌いたい歌を、歌い綴るというもの。

著作権協会に2000曲以上登録してあるという彼の楽曲の中から、
自身が作詞か作曲の片方を担った、どちらかというとマイナーなものを中心に2時間。

ほとんどの観客は「シクラメンのかほり」か「いとしき日々」以外、知らないのでは、
というほど。

そんな中で、彼がコンサートの最後に選んだ曲は、
94年のこのCDから、「流されはしなかった」



現みずほ銀行、旧第一勧銀を25年勤め上げた彼が、
サラリーマンとシンガーソングライターの2足のワラジを脱ぐときに
その25年を振り返りつつ、残りの人生を見つめなおした曲が並ぶ1枚。

宮仕えを生業にしながら、宮仕えになりきりたくない、
そんなサラリーマン(特に文系の)であれば、強く共感する1枚。

94年の発売からずっと自分自身の座右のCDだったりする。

「流されはしなかった」
を聴きながら、うっすらと滲む涙。

長いものに理由なく巻かれず、声の大きい人に盲目的に従わず、
大きな流れに逆らい、敢えて自身の信念に従って汗を流す。

自分も宮仕えを終えたとき、清々しい気持ちでこの曲を歌えるのかな、
と想像したりする。




               *       *      *


さて、村上春樹の「1Q84」。
いよいよ3日後の発売。

何の情報も公開されていない今回、
そのストーリーについて、さまざまな憶測が飛び交っているけど、
一番気になっているのは、本作はどんな歌曲が練りこまれているのかということ。

ちなみに前作はベートーベンのピアノトリオ「大公」。

1Q84はおそらく1984年のことだから、
その年のヒット曲が練りこまれてるとすると、可能性があるのは

◎ブルーススプリングスティーン BORN IN THE U.S.A.
○ケニーロギンズ フットルース
▲レイパーカーJr ゴーストバスターズ
△テレサテン つぐない
×シブがき隊 サムライニッポン 
×石川優子&チャゲ ふたりの愛ランド

う~ん。
どれもいまひとつピンとこないけど、
答えはいずれにしろ、3日後。

by allsummerlong | 2009-05-26 22:09 | その他 | Trackback | Comments(0)